メモのような

解釈メモに使ったり日記に使ったり突然のポエマーになったり

松島聡がいたよ2019

レポではなく感想

過去最高にポエミー

堂々とネタバレ

思い出したら都度加筆

多方面への配慮なんてできなかった

 

 

 

 

 

今回がSexy Zone初めての友人と横アリを連番した。

2017のペンライトとマフラータオルを貸し、幕が上がる。

 

予想以上に楽しかった。

全体を通して1人の物語になっていて、そのアルバムを通しながらSexy Zoneの今を垣間見ることができた。

タオルをぶん回したり、小学生相手にキャーキャー言ったり、かなり楽しんだ。

菊池風磨のR-18シーンがないと思いきや全員で横アリのど真ん中でR-18と言わずR-25くらいのものを見せてくる。

 

メインモニターが今回はアルバムというか本というかそんなデザインで、Sexy Zoneの物語を映しているかのようだったが、Wonder Loveだけは違った。

暗闇の中、ぽっかりと開いた歪な丸にメンバーの映像が映る。

まるで、彼らだけしかいない部屋の隣からこっそり壁に穴を開け、覗いているようだった。

彼らだけの秘密を知り、見てはいけないものを見てしまった。

そして穴の向こうから目が合う。

彼らは私の存在に気づきながらも気にしないように振る舞う。

いや、私に見せつけているのだ。

誰も寄せつけない、誰も入り込めない倒錯的な世界を。

私は悲鳴を上げることもできず、ただひたすら息を潜めて見守るのみだった。

 

と、まあそのメインモニターの演出だけで物語が作れるほどに凝った作品だった。

実際声を発することができなくて、本当に隠れて覗き見をしているように気配を殺すことに躍起になってしまっていた。

凍りついたという表現のほうが正しいかもしれない

MCで見せた幼稚な下ネタを言ってキャッキャしていた本人だとは到底信じがたかった。

ぽろりんこしょうりって本当になんだっだろうね。

マリウス葉は結構佐藤勝利に塩。

そんな関係性が好きなんだけど、なんで下ネタ覚えちゃうかなあ。

男の子に何求めてんのって話ではあるが、下ネタで年下組をからかう年上組という構図が崩れ始める瞬間を見たような。

マリウス葉も大きくなったということで。

イキウスはちゃんと生きウスに聞こえてたから大丈夫だよ。

エア電話で販促する菊池風磨大好きだ……。

公演後に買おうと思っていたのになんやかんやで買えずに帰ってしまった。

バラードなセクサマ後のセクシーデリシャスなケンティーには一瞬笑いそうになった。

田中圭いたからね。

大好きだもんね、デリシャスだわそりゃ。

菊池風磨のソロにはすごくしみじみとしてしまった。

同世代としてもあの演出を見て、過去を振り返ったり今に立ち止まったり。

お父様との合作というのも演出に一役買っていて、過去現在未来が詰まった曲になっていた。

 

アリトロが個人的に面白かった。

例年通りだとメインステージからバックステージまで一直線にセンターを縦断するが、今回はサブステージの周りをぐるぐる回っていた。

新鮮でなんだか面白かった。

戻るときに前のトロッコを追いかけて全力で走る後ろのトロッコを見るのが大好きなんだけど、誰にも理解してもらえなかった。

 

プンププンプンは去年と同じ振付で、やっぱり電車ごっこが最高に可愛かった。

コールで腕を振り回すの楽しい。

ゼンゼンカンケイナイってCDで聴くとカッコイイけど、会場で見るとプンププンプンみある。

Jrの子と一緒にタオルぶん回して、ヘドバンできたのが良い思い出。

Jrのヘドバンは圧巻だった。

マリウス葉のキーボード叩きは、トリリンガルゴリラを彷彿とさせ、佐藤勝利のぽんぽこドラムは母性が目覚めた。

 

Because of 愛の白黒はとても印象的で、特に中島健人の同時一人二役が目を引いた。

あの白い衣装の裏に人がいるのではと思わせるくらいだった。

 

君にHITOMEBOREは未だに理解できていないがかっこよかったことは覚えている。

なんでSexy Zoneはモニターと光の使い方がこんなに上手なんだ。

これから光の申し子とでも呼ぼうかと一瞬迷った。

 

STAGEからしかわからないが、毎回マリウス葉がツアーのコンセプトを発表するのが地味に好き。

タイトルが英語だからしっくりくるというのもあるし、数々の発言から多様性の象徴とも言えるマリウス葉が代表を務めることによって、Sexy Zoneが時代に沿って花開いていく未来を予想させるからだ。

もしくは、Sexy Zoneが新たな時代を創るような。

 

 

アルバムタイトルを引っさげてのツアーで、彼らの喜怒哀楽がこもった楽曲を存分に楽しませてもらった。

絵本の文字のような優しい字幕も、ページをめくる演出も、暖かくて永遠に続く次のページを感じることができた。

彼らのページはどんどん増えるし、私はページをめくる手が止まらなくなるのだろうと予感させた。

行って良かった。

今後の彼らの活躍に期待しかない。

次はどんな演出で私をわくわくさせてくれるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで止められたら良かったんだけど、どの曲も楽しい分辛かった。

ここから先は感情のままにさらに書きなぐっているだけなので注意。

 

 

 

松島聡がいないことがこんなに辛いと思わなかった。

誕生日の次の日、トイレでひっそりと涙ぐみ、歌番組で泣いた。

その後に発売されたCDはいつも以上に買った。

楽曲を知り合いに聴かせたいという気持ちがいつも以上に強く、多くの人に配った気がする。

特典映像で発表されたコンサートDVDは即日複数店舗で予約した。

CD購入が一段落したら急に気持ちが落ち込んで、カレンダーを結局買うことができなかった。

紅白は薄目で見た。

カウコンはマリウス葉が心配で気持ちが紛れた。

発売されたDVDは封を切っていない。

新アルバムはワンセットしか買えなかった。

友人に勧めるということがなかった。

GW直前までWALKMANに取り込むことができなかった。

情報を8割方シャットアウトしていたと思う。

その間他界隈の現場に行って、そっちはそっちで感情大爆発していたからなんとか人間の形を保っていられたようにも思う。

以前の私を知る人からは心配されることが多かった。

でも、とにかく彼らの情報を見ないことで私の記憶は年末で止まっていて、松島聡がいない現実を遠ざけることができていた。

あの番組は悪い夢だったんじゃないかと、薄れる記憶すら隅に追いやった。

コンサートのために重い腰を上げ、初めてアルバムを聴き、絶望と罪悪と期待と高揚を感じた。

 

今日、4人で完成されたステージを見てしまい、松島聡がいない現実を叩きつけられた。

あの曲もその曲も5人で歌った曲で、なのに松島聡だけがいない。

新曲は、もしここに松島聡がいたら、と何度も考えてしまった。

ああ、松島聡だったらこんなふうなダンスを見せてくれるだろう、こんなふうにマリウス葉の体を触るだろうと、何度も何度も考えた。

中島健人今日も汗だくだなって思ったけど、誰も浴びに行かなかった。

松島聡がいないのに、何事もなかったかのように世界が回っていることを思い出した。

その場にいない1人にひたすら泣いていた。

なんで私はここにいるのだろう。

箱推しで全員大好きだが辛くてたまらない。

とにかく1回は行って、あとはほかのファンにたくさん行ってもらおうなんて殊勝なことを考えて多くは申し込まなかったが、この1回ですら来てよかったのかと思ってしまった。

 

とても楽しかった。

申し分ないくらいに。

隣の友人も楽しんでくれた。

中島健人のバナナにひたすら笑っていた。

ただ、1人いなかった。

 

どんなにアップテンポな曲でも思わず泣いてしまうのだから、過去曲のバラードなんか歌われてしまったらもう歓声を上げることなんかできやしない。

ペンライトを握りしめたままタオルを顔に押し付けるだけ。

水をさしているようで申し訳なかった。

周りに人が少なかったこと、私が泣いていることに友人だけが気づいていたことが不幸中の幸いと言うべきか。

今日のこの公演だけだろうか、誰も松島聡に触れなかった。

それが怖くて怖くて、メンバーの思いやりから来るものだとはわかっていたがどうしても松島聡の存在を確かめたかった。

そして、最後にすべてが決壊した。

カメラを覗く側から映る側へと、走る姿。

それは私の大好きな彼だった。

ああ、私は今の今まで松島聡の目とファインダーを通してSexy Zoneを見ていたのだ。 

アルバムにただ1人彼の写真だけがなかったのは、カメラを握っていたからだ。

ペンライトの熊だけではなかった。

私は松島聡の目に映ったSexy Zoneを見ていた。

松島聡がいない、いないとずっと泣いていたことが馬鹿みたいだった。

いつもであればステージの隅から隅まで必死に松島聡を追いかけて360°ぐるぐると回っていたが、今回は遠かったこともあり、モニターを通して見ることが多かった。

それが私にとっての正解だと知った。

なんだ、モニターにいるじゃん。

オタク特有の拡大解釈をするならば、会場自体が松島聡なんじゃん。

彼らはいつだって5人で、それは精神面だけでなく演出で表現してくれた。

誰だって心の中には松島聡がいる。

だから、松島聡を感じてペンライトを振ろうと思っていた。

ただそれだけだと思っていた。

本当にチケットを取って良かった。

5人に戻るも何も、会場にいたよ。

ありがとう。

フィルター越しに見た空の青をそっと思う。

 

 

 

メンバーの元へ駆け寄るシーンでコンサートは終わっている。

まだ映る側には行けないということだろう。

それでいい。

待たせているなんて思わないでしっかり休んでほしい。

完治するまでゆっくりしてほしい。

1年だって、5年だって、10年だって待つ。

おばあちゃんになっても待つ。

メンバーが戻る場所を守ってくれているから、それを少しでも支えたい。

やり切れなくてファンとしてほとんど何もしていなかったが、もう一度、Sexy Zoneが好きだという気持ちを思い出させてくれたコンサートだった。

あのとき疲れ果ててチケットを申し込まなかったら、そのまま離れていたかもしれない。

戻るまで何もやらない、なんて言って忘れてしまっていたかもしれない。

メンバー一人一人が好きなこと、Sexy Zoneが大好きなこと、全部思い出した。

このコンサートでだって、泣いていた時間の方が長かったかもしれないが、楽しくてキャーキャー言って笑って、そんな時間もあった。

Sexy Zoneが5人でいる限り、

その形を保てるように、彼らの望む夢が叶うように、応援していきたい。

 

もし、このブログを読んでいる人で、復帰するまで行かないと言う人。

思いはそれぞれでしょうから、無理に応援しなくていいと思います。

私は松島聡とあなた方が戻ってきたとき、笑顔で迎えられるようにSexy Zoneを支えていきます。

それが今応援できるファンの役目の1つであると思います。

他担の方で戻るまで行かないと言う人、同じように無理に応援する必要はありません。

ただ、私はこの1件でいつ何が起こるかわからないから、できるときにできることをする必要があることを学びました。

もし気力があるのであれば、あなたの担当がステージに立っている姿を観に行ってください。

あまり不吉なことは言いたくありませんが、やはり何が起こるかわかりません。

5人に戻るまで待っている間、何事もないとは誰も保証できません。

どうか、あなたの大切な人を今応援してあげてください。

 

 

本当はこのブログを書くつもりがなかった。

復帰したとき、何食わぬ顔で平然と日常の続きを書く予定だった。

コンサート、楽しかったよ。

と冷静にテンション高くレポを書く予定だった。

でも、メンバーに駆け寄るあの姿が忘れられない。

この期間も含めてSexy Zoneだと教えてくれた。

乗り越えるべき試練だとは思わない。

彼らが成長するために与えられた壁だとはこれっぽっちも思わない。

避けられるのであれば避けたい事態だった。

でも、なかったことにすべきでもないと知った。

Sexy Zoneを語るのに、言わなくてもいい期間かもしれないが言ってはいけない期間ではない。

だから、私は松島聡をこれからも機会があれば書いていく。

めちゃくちゃ寂しいこと、早く元気な姿を見たいこと、透き通った歌声を聴きたいこと、体全身をめいいっぱい使ったダンスを見たいこと、できるだけゆっくり休んでほしいこと。

記録として、アルバムの1ページとして。

 

 

さて、まずは特番の録画予約をしようか。

そして、セクシーを同じく看板に掲げる松本沙理奈を応援しよう。

Pの皆さん、Sexy Zoneの応援をありがとうございます。

様々なアルバムを購入して感想をTwitterに上げてくださり、嬉しくてたまりません。

いつか一緒にツアーに行きましょう。

 

 

 

ご飯食べられていますか。

眠れていますか。

音楽を聴けていますか。

歌を歌うことはありますか。

アニメを見られますか。

体を動かせていますか。

外に出られていますか。

笑えていますか。

 

どうか、もう一度松島聡の笑顔を見られる日が来ますように。

5人で笑い合う未来が必ず来ると信じて。

 

 

 

 

 

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